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PERSON 社員紹介

池田 美香

NDSに入って育った「自ら」力

戦友のような絆の芽生えを
メンバーとともに味わえるのが
管理職という仕事。

1999年 新卒入社 文芸学部 国文学科

池田 美香 SI事業グループ 副統括マネージャ

これまでのキャリア

1999
入社
2001
放送業界で開発を担当
2003
航空管制業界で開発を担当
2006
サブリーダーとして参画していたプロジェクトにおいて自らの成長のため、プロジェクトリーダーになることを決意。
2008
開発グループのリーダーとして自社分と他社分の進捗をまとめて報告するようになる(ここでの実績が次の大規模プロジェクトの管理メンバーとなるきっかけとなった)。
2010
これまで参画していたプロジェクトの実績から今までとは全く異なる役割での大規模プロジェクトへの参画の依頼がありチャレンジすることを決意。
大規模プロジェクトの管理グループの一員になり、様々な人と出会い、いろんな経験を経ることで、これまでとは違う観点で仕事や自分自身を見つめなおすことができた。
2018
現場における世代交代、新しい役割になることによる自らの成長のため、副統括マネージャとして全体を統括していく立場になることを決意。

入社の経緯

私は文系学部に通っていたのですが、ゲーム好きが高じて、プログラミングの専門学校にも通っていました。就職のことを考えると、コミュニケーション能力に自信がなかったこともあって、「営業はできないだろうから『手に職』をつけておきたい」という点でも、プログラミングはうってつけでした。とはいえ「ゲーム業界は不安定」というイメージを持っていたこともあり、「働くならIT業界が良いな」と漠然と思うようになりました。

そんな中、親の知り合いの方から、同じ文系出身でもシステムエンジニアとして働いている人がいるというNDSのことを耳にし、応募したというのが志望に至る経緯です。実際会社に行ってみると、優しい人が多くて、良い雰囲気の会社だと感じました。選考自体も大企業によくある人をふるい落とすようなものではなく、候補者の話をきちんと聞いて相手の良さを汲み取ろうとする姿勢が伝わってきたことを覚えています。

困難を乗り越えた経験

入社12年目に大規模な航空管制プロジェクトの管理グループに、ユーザー調整窓口としてジョインしたことが大きなキャリアの転機となりました。新たな統合システムを開発する足かけ10年の一大プロジェクトだったのですが、それまで関わったどんなプロジェクトよりも規模が大きく、我々のお客様である大手SIerにとっても重要な位置を占めていました。

それに加えて私にとって初挑戦となるユーザー調整窓口業務。この仕事は通常の開発の仕事以上に、「これをやればいい」という明確な正解がなく、自分一人では考えきれないものでした。なので、周囲に協力を仰ぎ、巻き込んでいくことで解決策を見出していきました。それによって大手SIer社員の方とも、「プロパーと協力会社」という意識ではなく、「仲間」として一緒に問題解決に当たることができ、次第に「一丸となって大いなる目標に立ち向かう戦友」のような絆が生まれていったのです。

そんな一体感も相まって、このプロジェクトではかつて味わったことのないやりがいを抱けたと思っています。というのも、それまでの仕事の中では自分のイメージや感覚を周囲と共有できる機会があまりなくて、「一人ひとり価値観が違う以上、しかたない」と納得していたところがあったんです。でもここでいくつもの正念場に対峙する中で、周囲の人たちとシンクロして乗り越える場面が多々あったんですね。もちろん辛いことも多かったんですが、これをきっかけに「そうか、私が求めていたのは、こういう感覚だったんだな」と心から思えたんです。

現在の仕事

現在は、SI事業グループの副統括マネージャとして、大手SIer向けチームの30名ほどを管轄しています。人や予算の管理をこなす一方で、数年がかりで受注した航空管制システムのリプレース/バージョンアップ案件の後方支援にも携わっています。

管理職として心がけているのは、メンバーが仕事の中で常にやりがいを見出せるようにすること。基本的にシステム開発における最大の醍醐味は、やはり無事にシステムをサービスインさせる達成感だと思っています。私自身も毎回わくわくドキドキしてしまうものですから。ただ、そこに至るまでには、何かしらの問題が起きてはみんなでなんとか解決していくことのくり返しになります。そこで苦労を苦労とも感じないくらいにやりがいをもって各自が取り組めるか否かがシステムの成功につながると思っています。そのためにも各チームのリーダーたちがシステム開発の醍醐味をメンバーに自分の言葉で語れるよう、育成していくことが私の役目かなと考えています。

これからの挑戦

まずは、目下のリプレース/バージョンアップ案件を無事に終わらせて、マネジメントに集中していくことが直近の目標です。とはいえ、NDSのマネジメント層の先輩たちはあいかわらずものづくりが好きなようで、隙あらば「自ら」プログラミングしたいという人が多いので、私もその姿勢を見習って、作る側の気持ち、つまり現場感覚を持ち合わせた管理職でありたいと思っています。

みんながやりがいを感じながらがんばれる環境づくりこそが、仕事の成功につながると信じています。そのためにも様々な方向を向いている一人ひとりの考えを理解し、受け入れたうえで、「みんなでこうしていきたい」という道を示して、チームとしてのさらなる一体感を醸成していきたいと思っています。

みなさんへメッセージ

「継続は力なり」という言葉がありますが、それを体現した、ものごとにじっくりと腰を据えて取り組める人と一緒に働きたいと思っています。というのも、そういう「まじめさ」があってはじめて、お客様の声に耳を傾け、真摯に取り組む姿勢につながると思うからです。もちろんコミュニケーション能力や技術も大事ですが、そんな「まじめさ」こそが、相手の信頼を得るうえで肝になってくるんじゃないかと考えています。

プライベートの過ごし方

海外ドラマが好きなインドア派だったんですが、最近ホットヨガを始めました。女子校経験がないので女性しかいない環境は新鮮なんです。また、SEの仕事って一人ひとりが違うことをやるので、みんなが同じことを一斉にやるところにもおもしろさを感じています。ちなみにヨガはダイエットのために始めたのがきっかけでしたが、食欲は増進中です(笑)。