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PERSON 社員紹介

岩田 真明

NDSに入って育った「自ら」力

駐機場からドローンまで航空関係
の開発を、人と向き合いながら
「自ら」牽引。

2004年 新卒入社 生産工学部 建築工学科

岩田 真明 SI事業グループ

これまでのキャリア

2004
鉄道の車内システムの保守プロジェクトに配属。仕事の進め方、お客様との接し方、出張など、社会人としての基礎を経験する。
2005
自動車のレンタリースのシステム開発プロジェクトに配属。実装、テストの経験を積む。
2006
コンビニやスーパーなど流通系プロジェクト共通基盤への参画を会社から打診される。
技術的な難易度の高いプロジェクトだったが、自身のスキルアップのため「自ら」参画を希望する。
最初はついていくのに精いっぱいだったが、周囲のフォローもあり、最終的にはプロジェクトを牽引する立場に成長。
2015
航空関係のシステム開発プロジェクトに配属。
これまでと業種が大きく異なるプロジェクトだったが、経験を活かし即戦力として認められる。
現在は航空関係の複数プロジェクトを推進する立場として活躍中。

入社の経緯

私の就職活動の業界軸は2つありました。1つ目は、建築系。大学では建築学科出身だったので自然と目が向く業界でした。2つ目が、IT系。実は建築は建築でも私の卒業研究は風向力学で、風のシミュレーションを行う際にプログラミングを用いたことで、ITにも興味を抱くようになったのです。

NDSとの出会いは、学内の合同説明会でした。当時はまだ建築かITか揺れ動いている時期でしたが、そこで接したNDSの採用担当がとてもやわらかい人柄で、「ギスギスした環境に身をおけばこんなに温和ではいられないはず。NDSは、温和な人が温和なままでいられる、仕事がしやすい環境に違いない」と思えるほどだったんです。

その直感については、NDSが企業理念として「三位一体」を掲げ、そこに会社とお客様に加え、「社員」が挙げられているのを説明会で聞いて合点がいきました。社員を歯車としてとらえるのではなく、大事な資産として扱っているのだろうなと確信できて、入社の大きな動機となりましたね。

困難を乗り越えた経験

これまでのキャリアを振り返ってみると、最大の危機はシステム移行でのトラブルが続いたプロジェクトでしょうか。トラブルがトラブルを呼び、全体を把握するのが難しいほどの混沌とした状況に。そんな中、「状況を進展させるために『自ら』できることは何か」を落ち着いて見極め、お客様の現場に出向き、直接鮮度の高い情報を得て、一つひとつ解決していきました。結果、トラブルはリリース前に無事収束。お客様からも高い評価を得ることができたのです。

もう一つ印象深い思い出があります。あるプロジェクトに携わっている時に、別の会社の方と折り合いが悪くなり、仕事に支障が出るまでに至りました。私は「今の仕事がすべて」と思い詰めてしまい、退社も覚悟して会社に相談。すると、会社は「もう少し我慢して」なんてことさえ言わず、すぐに関係各所への調整や必要な対処をしてくれました。そのおかげでこうして今もNDSで仕事が続けられており、会社には感謝しかありません。普段、本社から離れた出先に常駐しているため、つながりを感じることは少ないと思いがちですが、このようにいざという時に社員をバックアップしてくれる存在は心強い、まさに企業理念「三位一体」を体現していると感じます。

現在の仕事

現在は、プロジェクトリーダーとして、ドローン運行管理システムの研究開発やWeb情報公開システム、駐機場管理システムなど、複数の航空関係のシステム開発のプロジェクトの管理と実作業を担当しています。

プロジェクトを牽引する立場としての醍醐味は、自分一人でできることの限界を超えた大きなことをチームで成し遂げられることだと思っています。その意味でもチーム作り、特にチームメンバーの育成にやりがいを感じています。配属当初は手のかかっていたメンバーが、指導していく中で成長し、頼もしい存在になっていく様は何度味わっても嬉しいものですね。特に自分が立ち会えない場面での活躍を人づてに聞いたり、メンバーからの思いも寄らない鋭い意見にハッとさせられたりなんてシチュエーションは格別です。いつの間にか、自分自身が褒められるよりも、チームメンバーが評価された時のほうが誇りに思えるようになった気がします。

これからの挑戦

具体的な直近の目標はいろいろあるのでさておき、何をするにしても、これまで培ってきた仕事観である「人とのつながりを大切にする」ことからブレないようにしていきたいと思っています。

システムエンジニアというと、理論詰めでシステムという無機物と向き合っているイメージがあるかもしれませんが、システム開発には同じ目的で集まった開発者、そして、そのシステムを使うユーザーという、生身の人間が存在しています。こうした「人」と向き合い、そのつながりを意識しない仕事は、どこかで道を誤ってしまうと思うんです。

中長期的には、信頼できるメンバーを「自ら」育てたチームで、いろいろな仕事をこなしていきたいです。仕事に合わせてチームを結成し、終わったら解散という、「個のプロフェッショナルの集合体」もかっこいいですが、私自身は同じメンバーでともに切磋琢磨しながら、次々と困難を乗り越えていく「プロフェッショナルチーム」に憧れているのです。

みなさんへメッセージ

人には、それぞれの個性に合った成長方法が欠かせないと思っています。画一的に短所を直すより、個性に合わせて長所を伸ばすほうがうまくいくケースを多く経験してきました。

特にNDSは、長所を伸ばしてくれる会社だと感じています。というのも、半期に一度ある面談では良いところを認めてくれますし、先輩や上司と話す中でも折に触れて「長所を伸ばしていこう」という言葉が出てきますから。

就活生の時点では技術的な知識の差はそれほど大きくないはずです。まずは、自分の長所を見極めてお話していただけると、お互い成長イメージを共有できて良いと思います。あなたの個性と長所のアピール、お待ちしております!

プライベートの過ごし方

プライベートは、仕事・家庭・個人のバランスが大事だと考えています。まだ娘が小さいこともあり、家族で過ごす時間を大事にしつつも、自分一人の時間も意識して確保するようにしています。娘が起きている間は一緒に楽しく過ごし、寝た後は娘の平日の様子を妻から聞かせてもらい、その後、一人の時間としてゲームを楽しむ……なんて休日を過ごしています。