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PERSON 社員紹介

浅利 智英

NDSに入って育った「自ら」力

「自ら」の繰り返しの果てに
ビジネスを生み出す。
そして、歴史に名を残す。

2012年 中途入社 情報システム専門科

浅利 智英 ITサービス事業グループ イノベーションディレクター

これまでのキャリア

2012.01
以前
NDS入社前。主にソフトハウスにて組込制御機器の開発や、官公庁向け民間向けのシステム開発に従事。途中ベンチャー企業の起上げや大手通信キャリアのIPテレフォニーシステムの企画・開発に携わる。
2012.02
NDS入社。ITサービス事業グループに所属。入社時のミッションは「要求開発」を主軸とした事業開発とブランディング。初年度より要求開発教育ビジネスの講師を担当する傍ら、他部門のミッションにも参画し複数のプロジェクトにおいてシステムアーキテクトとして従事。
2014
ブランディングで登壇したシンポジウム「iSUC 札幌大会」にて「優秀講師賞【BRONZE】」を受賞。同年のIBMユーザー論文にて【銀賞】受賞。
2015-
2015年以降は要求開発のエバンジェリストとして講師業を務めると共に、全部門のプロジェクトや企画・運営業務に携わる。一方で、社内のコミュニティ(有志活動や部活動など)も積極的に企画・開催している。

入社の経緯

6社ほどを経てNDSに中途入社しました。実はNDSとは入社前から協業経験があって、顔見知りも10名近くいる関係でした。転職というのは、まったく知らない会社へ入ることにも、知っている会社へ入ることにも、双方にメリットデメリットが存在するものです。私は、ある目標があったため、「いちいち説明せずともお互いのことを理解できているため、相互理解のプロセスをショートカットできる」という後者のメリットを重視して、よく知る会社であるNDSを選んだのです。

その目標とは、この業界において何らかの歴史に名を残すこと。その頃NDSは、「要求開発」の取り組みで世に打って出るべく、頻繁に自社主催のセミナーを開催していました。それを目の当たりにした私は、「その壇上に上がることは、自分の目標達成に近づくのでは?」とピンと来たのです。ちょうどそのタイミングでNDS側も「要求開発」のコンサルタントを募集していたので、お互いの思惑がぴったり一致したかたちでしたね。

困難を乗り越えた経験

入社後、早々に「要求開発」の教育事業のビジネスモデルを確立させ、また、そこで培った知見とノウハウでもって、2014年末には第25回 iSUC札幌大会で優秀講師賞を受賞。少なからず「歴史に名を残す」という目標は達成することができました。

順風満帆に思えるかもしれませんが、前職では会社の倒産や経営者の失踪などを経験する中で揉まれ、NDSに入社してからも自らの力でビジネスを開拓してこそついてきた結果です。そういう意味でも、泥にまみれ、そこから「自ら」の力で抜け出す経験というのは重要だと考えています。そこで、メンバーマネジメントにおいても、一人ひとりに「自ら」考えさせる方針を採っています。詳細な指示を出すのは容易ですが、それではありきたりなエンジニアしか育たないので、時には勇気を持って突き放すことも大切だと考えています。

もちろん、困ったり悩んだりすることがあれば、すぐに相談してもらったり、アラートをあげてもらったりする関係性を築くのは前提です。そうしたセーフティーネットを敷いたうえで、「自ら」考え、動く機会をいかに提供できるかが成長の鍵だと考えているのです。

現在の仕事

現在は、ITサービス事業グループ イノベーションディレクターとして、エンドユーザー案件のプロジェクトマネージャや要求開発のコンサルタント/講師/プレゼンターを務める傍ら、SI事業グループやSB事業グループのヘルプ、事業支援など……、会社内のあらゆる仕事にも首を突っ込んでいます。

ITサービス事業グループでは、「中堅中小のITは中堅中小が担うべき」という考えのもと、中堅中小企業のエンドユーザー案件に従事しています。中堅中小企業には、「ならでは」とも言える独特な業務の回し方やノウハウが存在しているもの。それは一般的なITの枠組みからは外れがちな部分で、そこをいかにきめ細かく対応できるかが、その企業の命運を分けるほどです。大手企業が苦手とするそのようなフィールドも、NDSなら存分に腕を振るえるのです。

ポイントはいかに相手に寄り添えるか。IT屋はITの言葉しか使えないので、ともするとエンドユーザーとの間には一種の壁が生まれがちです。その壁を取り払い、お互い歩み寄るための工夫が欠かせません。そこで登場するのが「要求開発」。私はそのノウハウと知見で確かな橋渡しを実現していっています。

システム開発も問題解決も、大規模であればあるほど難しく、小規模なら簡単というわけではありません。むしろ小規模はスケジュールやタスク管理上のバッファが少なかったり、体制も少数精鋭が求められたりする分、プロフェッショナルとしての血が騒ぐでしょう。しがらみなく適材適所の技術を駆使し、中堅中小の「ならでは」をシステム化していく。その果てに、お客様から「ありがとう」と言ってもらえる、そんなやりがいにあふれている仕事です。

これからの挑戦

NDS入社当時に掲げていた目標「歴史に名を残す」をさらにスケールアップして、たとえば、ドキュメンタリー番組等に取り上げられるくらいの大きな事を成し遂げることが今の私の野望です。そのために本気で、海外はもちろん、果ては宇宙まで発想を広げて、NDSのビジネスモデル変革の可能性を探っています。

方向性としては、現在掲げている「社会に必要とされる存在」を発展させて、「自ら」が中心となって社会を動かしていくビジネスを生み出す、というチャレンジをしたいんです。社長の言葉に、「できない理由を挙げるのは簡単、でも、すべてのできない理由を挙げ尽くすのは難しい。それまでに、やれる理由を一つでも見つければ勝ち」というのがあり、私もそれに共感し、体現していっています。もちろん容易なことではありませんが、楽しみでしかたありません。

NDSはそんなチャレンジを面白がって、どんどん試させてくれる会社。実際、ITお茶会やランチミーティングなどを主催し、社内で「本気でビジネスモデルを変革する」意思を持った有志を集うところまでは進んでいます。あとは、「自ら」やってみるだけです。

みなさんへメッセージ

社長が常々言う人材観「自主・自立・自律型人材」の通り、「自ら」考え「自ら」動く人と一緒に働きたいです。今NDSが必要としている人材はそのような人。今の私がいるのも、出しゃばりなくらい「自ら」を繰り返してきた結果ですから。

それに加えて、もう一つ私が重要視しているのが「プライド」。ITのプロフェッショナルであれば、たとえどんな業務であっても「価値を生み出し、世の中に貢献する」という誇りを常に抱いて臨むべきだと思っています。

NDSには幸いそんな想いを十二分に注げる案件が揃っていますから、「プライドはあるものの現実が伴わない……」と、現状にフラストレーションがある方にはぜひ、NDSの門を叩いて欲しいですね。

プライベートの過ごし方

自分が好きなことを、会社内でも「自ら」かたちにしているので、ある意味、プライベートと仕事の境目が曖昧になっている気がします。たとえば自分の趣味から発展させて設立した、釣り部やバンド部はその好例だと思います。特に釣り部は「自ら」きちんと規約を整え、社長承認を得るに至り、会社初の部費が出る公認の部となりました。

バンドに加え、作曲・DTMにも取り組んでいるのですが、その延長線上で、SB事業グループの新製品「e-就業OasiS」発表会の動画のBGMとして採用してもらうなど、ますます公私が交差していってます。