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PERSON 社員紹介

坂田 悠

NDSに入って育った「自ら」力

大規模案件の中核を担い、
他社にはないスピード感で
「自ら」物事を進める。

2003年 新卒入社 国際経済学部 国際経済学科卒

坂田 悠 SI事業グループ プロジェクトマネージャ

これまでのキャリア

2003
新人研修後、大手メーカー案件の放送システム開発プロジェクトに配属。
その後、大手SIer案件のレンタルリースシステムの支援のため異動。
2004
再び元いた放送システム開発プロジェクトに戻る。
映像管理システムを主に担当しながら、先輩の指導の元
初心者 → 開発メンバー → サブリーダーへとステップアップ。
2010
放送システムの開発規模縮小に伴い、大手SIerの流通関連プロジェクトに異動。
業務内容を覚えながら、プロジェクトリーダーへのステップアップを目指す。
2011
放送システムのお客様からの強い要望で、再び放送プロジェクトに戻る。
以降、プロジェクトリーダーを務めるように。

入社の経緯

私は就職氷河期まっただ中の2003年入社組。ですから就職活動は「とりあえずどこかにひっかかれば」という想いで、様々な業界の企業を手当たり次第受けていました。そんな中巡り会ったのがNDSでした。

学生時代にプログラミングはやっていないけれど、パソコン自体には触れていたので、「パソコンを使った仕事もいいかな」というくらいのきっかけだったと思います。ただ、自宅の近くに勤務地の一つがあったり、たまたまNDSの会長と父親に面識があったりと不思議な縁を感じるうち、徐々に惹かれていったというのが入社の経緯と言えるかもしれません。

困難を乗り越えた経験

新入社員研修を終え、無事配属を終えてしばらく経った頃、急遽大手SIer案件のレンタルリースシステムのプロジェクトの支援のため異動となりました。新しいプロジェクトで早く戦力になるために覚えることも多く、多忙であったことを覚えています。その時はまだ「IT業界でやっていく」という覚悟が定まっていない時期だったこともあって、ごくたまにあるタクシー帰りやビジネスホテル泊に、非日常からくる「社会人になったんだ」という高揚感を感じながらも、正直「このプロジェクト終わったら身の振り方をどうしようかな」なんて考えていました。

先輩に相談してみたところ、「3年は働いてみなよ、一人前になってからがおもしろいから」と言われました。そこで、なぜか素直に「じゃあ、3年は続けてみよう」と思えたんですね。結果的にそれは正解でした。3年経つ頃には、システムエンジニアという仕事が理解できてきたこと、自分がやってうまくできることが増えてきたこと、職場の人間関係が良かったこともあり、日々やりがいを感じるようになっていました。

そして、入社5年目にはテレビ局放送システムの大規模プロジェクトに携わりました。今までに経験したことのないプロジェクト規模、技術的な難易度の高さ、様々な困難が立ちはだかりましたが、それらを一緒に乗り越えたお客様、仲間と喜びを共有できたこと、多くのお客様から高い評価を頂いたこと、そういった達成感に味を占めて、今後もこの道を進むことを決意したのでした。

現在の仕事

現在の仕事は、40~50名程度が関わる放送局向けシステム全般のプロジェクトリーダー。NDS以外の他社も含めてスケジュール調整や設計のとりまとめ等を担当しています。仕事としては、関係者を交えての見積もりから、開発の段取りを考え、担当者をアサイン、それと並行してお客様と設計や仕様の合意形成を行って、リリースまで進捗管理していくというイメージです。

この規模の協働作業となると、特にコミュニケーションが重要だと考えています。例えば起きる可能性がある問題を事前に察知して、あらかじめ先回りしてメンバーと共に手を打っていく。それが効を奏して、最終的にお客様から感謝される結果に導けた時には嬉しいですね。

大きなプロジェクトだと、チームリーダー同士が会議でしか会話しない、なんてこともあると思いますが、私は生来コミュニケーションが好きなこともあり、チームの席を尋ねては、NDS、他社関係なく仕事の話はもちろん、雑談を楽しんでいます。そうすると、誰もが気軽に話しかけてくれるような関係性が生まれていきます。時に、私一人では把握しきれないことを教えて貰うこともできます。そういった関係性で相談されたことが、結果的に前述のような例に繋がることもありますね。

そして、そんな関係を築いた仲間たちとともに仕事を完遂し、成功体験を共有できた時は、何事にも替えがたい瞬間だと思っています。

これからの挑戦

直近の目標は、オリンピックイヤーにリリースを控えている、キー局向け放送システム開発プロジェクトを成功させることです。これは、私が入社5年目頃に担当した、大規模システムの次期開発です。またプロジェクトリーダーという立場になって初めての大規模な案件でもあります。思い入れも強く、個人的にも大きな挑戦だととらえています。

中長期的には、開発チームをとりまとめる内部的な動きだけではなく、エンドユーザーである放送局にも、「自ら」直接提案していくということもやっていきたいと思っています。

余談ですがNDSは、「やってみたい」に対して「やってみたら」と言ってくれる文化があります。勿論、駄目な時もありますが、会社がコンパクトな分、意思決定プロセスも短く、他社にはないスピード感で物事を進められるのはいいころだと思っています。

みなさんへメッセージ

NDSはいろいろな人が活躍できる「ものづくり」の会社です。プログラミングが得意でなくてもいいし、パソコンが苦手でもいいと思っています。

というのも、プロジェクトはパソコン触って作るだけが全てではないからです。そういう意味でも、部活やサークルでリーダーを務めた経験がある方や、段取りを考えるのが得意な人とかにも興味を持っていただけると嬉しいですね。

リーダーは、最終的にみんなを納得させる決断ができる人だと私はとらえています。なので、それに類することをやってきた人は素質があるはず。実際の仕事では、決断を下支えする経験や知識が必要になってきますが、まずは一歩前に出て矢面に立つ勇気があれば、きっと重宝される存在になっていくはずです。

プライベートの過ごし方

平日に集中して仕事をしている分、休日はゆったりとした時間の流れに身を任せるようにしています。特に、家に猫を迎えてからは家でくつろぐ時間が増えました。コーヒー屋を巡って買った豆を自分で挽いて飲んだり、お酒を楽しんだりすることが多くなりました。