Q1
現在どんな業務を担当されてますか?
当社が開発している勤怠管理システムの「e-就業OasiS」の導入支援・サポートチームに所属しています。前身のシステムでは開発に携わっていたので、エンジニアとしての視点を活かしながら円滑にお客様先に導入が進むようにサポートする、いわばお客様と開発の橋渡し役です。具体的には、同じチームの営業メンバーから機能についての質問を受けたり、お客様別に環境設定を行ったり、導入後の問い合わせ対応を行ったり、といった業務を行っています。
元々、開発時代からお客様の前に出て対応をするのにやりがいを感じていました。当時は営業メンバーとの同行という形が多かったんですが、何気ない一言でお客様のやりたいことを引き出すのをみて本当にすごいなと。自分もそういう存在になりたいという思いで頑張ってきました。ITの知識がないお客様にも伝わるように、なるべくお客様が普段使っている単語に置き換え、イメージができるよう心がけています。
Q2
業務の難しさと、それを乗り越えるために工夫していることはありますか?
お客様の企業環境によって必要な設定が全く違うので、お客様の就業規則に合わせて細かく調整が必要となるような対応が同時に重なったりすると、かなりスケジュールがタイトになります。限られた期間でお客様とのやり取りを行い、その中で求められたことを実現していくことは非常に難しいところだと思います。これを乗り越えるにあたっては、現場のエンジニアとして細かく工数管理をしてきた経験が生きているなと。
また、同じチームのエンジニアの中には、客先に同行しお客様の声を直接聞いた経験のない若いメンバーもいるため、ユーザーのニーズを想像するのが難しいことがあります。だからこそ、エンジニアに伝えるときは、お客様がなぜこういう機能が欲しいのか、使い方がしたいのかという経緯をイチから説明してあげて納得した上で開発してもらうことを心がけています。
Q3
入社してから、自ら挑戦したことはありますか?
入社して最初のプロジェクトには、自分でやりたいと手を上げて配属されました。大学時代に専攻していた気象分野を扱っているプロジェクトだったので、興味も強くて絶対にやりたかったんです。経験が浅くても熱意があれば希望の業務に挑戦させてもらえるのがNDSの良いところだと思います。
また、異動の希望があれば相談でき、今の導入支援・サポートチームへの異動も、自分から希望を出して受理されました。自分の働きやすさや、得意なこと、キャリアの希望を会社に伝える場があり、それをしっかり受け止めてくれる会社だと思います。
あとは自分が成長したい分野に対応した社内研修が毎年世代別に計画されているので、キャリアアップにつながっています。最近受けた中ですごく良かったのが「キャリアデザイン研修」。自分ではなかなかわからない強みや性格をワークショップやチームディスカッション形式で見出していくという内容で、新たな自分発見ができて面白かったです。
Q4
今後挑戦したいことは?
今のチームに異動して1年経ちました。今後は自分が主担当で案件に挑戦する機会を増やすのが目標です。そのためにはお客様とのコミュニケーション能力やご要望を引き出すヒアリング力、さらに伝える上での説得力が必要になるのではないかと。今私に足りない部分だと思うので、社内の研修を活用する等で強化していきたいと考えています。
すでに直近で参加しているのが、ビジネス文章力強化の研修です。私は文章を書くのがすごく苦手で、お客様とメールでやり取りをする際もどう文章を書くかすごく悩んでしまうため、時間もかかりますしちゃんと伝わっているか不安なので、自信を持てるようになりたいですね。
ただ「製品を案内する」だけでなく、お客様が本当にやりたいことを聞き出し、「e-就業OasiSにして良かった」と思えるよう行動していければと思っています。
MESSAGE
最後に就活生の皆さんにメッセージを
私は文系だったので、就活を始める前まではエンジニアになるとは思ってもいませんでした。でも、視野を広げることで可能性が広がりましたし、好奇心や興味を持てる人はものづくりの適性もあると思うので、是非文系でもエンジニアという選択肢を持って欲しいなと。NDSは自ら行動して成長する機会をたくさん設けているので、「自分を変えたい」「新しい一歩を踏み出したい」という方なら文系理系問わず活躍できると思います。